Section1
金属が気になる
体調の不調を、歯医者さんで治療を受けた
金属によるアレルギーと言われたのですが、
どうしたらいいでしょうか。
今は、アトピーを含めてアレルギーの問題が深刻な時代になってきました。まず、上記のような指摘を受けたら、皮膚科などで、パッチテストを受けることをお勧めします。本当に金属アレルギーだとしても、どの金属が、原因になっているかが、非常に大切になるからです。
歯科で使用している金属は、金とか銀とか銅とかパラジウムとかその他いろいろを混ぜた合金なので、どの金属が体に合わないかを確かめることが、その後の対策に必要です。一般に歯科の保険で使用されている金属が原因でアレルギーを起こしている場合は、どうしたらいいのでしょうか。金属じゃない材料のみを使って、金属の入っていた部分の治療を行うのには、相当な工夫と、患者様の協力が必要です。治療方法は、
ある程度限定されますし、保険が使えない材料を推奨されることがあるかもしれません。かかりつけの歯科医院で、よく相談されて、納得の上で、処置してもらうか、適当な医療機関を紹介してもらいましょう。
金属の歯を白くしたい。
治療をたくさん受けて来られた方は、いつのまにか、金属が口の中にたくさんはいってしまっているでしょう。歯科医も、好きで金属を入れたわけではなく保険治療のルールに従って、オーソドックスな治療をしただけです。でも、よく考えてみれば、白い歯のほうがいいですよね。歯に金属をかぶせるなんて、「ありえなーい!」という国もあるくらいですが、日本はまだ許されるようです。
実は、歯科医も本当は白い歯を入れたいのです。ただ、保険が使えなかったりするので、患者様に遠慮して、言い出せないだけです。
もし、白い材料で、歯の治療を望まれる方は、早めに希望を伝えましょう。治療方法や、料金などの説明をよく聞いて、納得の上で、治療を受けて下さいね。